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妖鳥

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モリーアン

モリーアン

正式名称はモリガン

モリグーや、モーリアンとも)

『ケルト神話』に登場する戦争の女神であり、三人の強力な戦女神である「モリグナ」の一柱。

「モリグナ」の中では”長女”にあたる。

「ケルト」は紀元前5世紀~紀元前1世紀までに「ヨーロッパ」の広範囲に居住していた民族のこと。

国名ではない。

ケルト民族の分布図
クリック(タップ)すると拡大します。

「予知」と「魔術」で戦いの勝敗を支配することができ、「破壊」や「殺戳」、「戦いの勝利」をもたらすとされた。

その姿は背が高く、膝まである灰色の長髪を備えた「美しい女性」か「恐ろしい老婆」の姿をしているという。

戦いになると「真っ赤なドレス」に「鎧」と「灰色のマント」を羽織り、「2本の矛槍」を両手に持った美しい女性の姿となる。

戦場で現れる際には「2頭の真っ赤な馬が牽引(けんいん)する戦車」に乗ってくるとされた。

また「黒いカラス」の姿で戦場に出現することも多く、彼女に目を付けられ、愛を受け入れたり交わったりした男は彼女の助けを得る事ができた。

クー・フーリンとの関係

『ケルト神話』の英雄であるクー・フーリンに惚れたモリーアンは愛の告白をしたが、「今は戦いの時。愛の為の時間ではないのだ。」と一蹴されてしまう。

それならば自身の力でせめて援助しようと提案した彼女だったが、「女の力は無用。」と言い放たれてしまった。

クー・フーリンに振り向かれず、女神としての力までも無用と言い放たれた彼女はプライドを傷つけられ、憤怒のあまり様々な姿となってクー・フーリンに復讐すると宣言。

始めは「鰻(うなぎ)」、次は「灰色狼(はいいろおおかみ)」、そして「骨の無い赤い牝牛(めうし)」の姿で彼を襲ったが、足を切り落とされ、さらには目を潰されて返り討ちに遭う。

逆恨みで返り討ちにされた彼女だったが、クー・フーリンの優しさから傷を治療され、その優しさから彼の補佐をすることを誓う。

やがてクー・フーリンが敵の呪いによって錯乱状態となって味方を殺戮し、脇腹を敵に奪われた「ゲイボルグ」によって貫かれ死亡。

その臨終の際にはカラスの姿となったモリーアンクー・フーリンの肩にとまり、その最期を看取ったとされた。

女神転生シリーズにおいて

初登場はおそらく『真・女神転生Ⅱ(1994年)』。

鳥のネーチャン。

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