聖獣

スレイプニル

スレイプニル

スレイプニルは、『北欧神話』に登場する主神・オーディンの八本脚の愛馬。

父はスヴァディルファリという魔法の牡馬(おうま)で、母は牝馬(ひんば)に変身した悪神・ロキ

ロキ からオーディンに献上された。

この世に存在するどの馬よりも俊敏で、空をも駆け、ありとあらゆる世界へ自在に行けると言われる。

また「スレイプニル」という言葉には「絞首台の木」という意味もあり、ルーン文字を手に入れるために冥界で オーディン が首を吊った木も「スレイプニル」といった。

女神転生シリーズにおいて

メガテンシリーズにおいては中級悪魔といったところで、あまり オーディン と絡みがない。

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ビャッコ

ビャッコ
ビャッコ旧
ビャッコ
ビャッコ旧
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白虎(ビャッコ)。

古代中国から多くの神話などで語られている伝説上の生き物で、「四神(しじん)」の一柱。

「四神(しじん)」とは中国の神話において、天の四方の方角(東西南北)を司り、守護している4体の霊獣のこと。

「四神」の中では最も高齢の存在であるとも言われている。(逆に、最も若いという説も)

ビャッコは「西」の方角を守護し、季節では「秋」を司る。

また、「五行思想」において「土中」に光り煇く鉱物・金属が元となっている「金(ごん)」に対応し、「白色」に関係する。

「五行思想」とは古代中国の「自然界」の「理(ことわり)」を解く思想。

万物は

・「木(もく)」
・「火(か)」
・「土(ど)」
・「金(こん)」
・「水(すい)」

の「五要素」で構成され、この5つの要素が循環することであらゆる「現象」が発生するとされる考え方。「四神」とかかわりが深い。

その姿は「細長い体をした白い虎」であり、「古代中国」において”百獣の王”である「虎」の頂点に立つ存在がビャッコとされた。

相対する方角にはセイリュウがおり、ちょうど「龍虎」が相対する形となっていて、実力が拮抗した二人の強豪が勝負する「竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)」といった「ことわざ」もここから。

ちなみに「中国」で「白虎(ビャッコ)」という言葉は、女性の天然のパイパン(毛が無い)を意味する「隠語」としても用いられている。

女神転生シリーズにおいて

メガテンシリーズにおいては、電撃属性のスキルを持つ”聖獣”種族の中位悪魔。

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