地霊

ゴグマゴク

イギリスがまだアルビオンと呼ばれていた頃の太古のブリテン島に住んでいたとされる巨人。
ゴグマゴグと言う名前には「敵対者」という意味がある。

その体は、腕の一振りで帆船を破壊できるほど巨大で、強大な力を誇り、島への侵入者をことごとく退けていた。

しかしブルートゥス軍の副将軍コリネウスとの一騎討ちにより討たれたという。

女神転生シリーズにおいて

メガテンシリーズにて種族”地霊”の上位悪魔として登場。
デザインは巨人というより、ゼリーのような体が透けた精霊。
イラストレーターの金子一馬氏によると、宇宙人説があるアルジェリアの「タッシリ・ナジェール」の壁画と、北海道で発掘された遺物を元にデザインしたものであるという。

真・女神転生Ⅲ』ではシリアス口調で話す作品もあれば『D×2 真・女神転生 リベレーション』のように子供っぽい口調で話す作品もある為、作品によって印象が全く異なる。

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トラルテクトリ

トラルテクトリは、アステカ神話の大地の神または怪物とされる。軍神と地母神の両方の力を持ち、死と再生を司る。

名前には「大地の主」という意味があり、男性とも女性ともいわれ、両性具有であるともいわれている。

その姿は、蛙のようにしゃがんで、笑った仮面をかぶり、上を向いた姿で描かれ、背中に生贄の象徴や骸骨を背負っている。

創世神話では、ケツアルカトルテスカトリポカの二神によって体を引き裂かれ、上半身は大地に、下半身は空中に投げられて後に天空と星々になり、その背中では動植物が育ち、川が流れたといわれている。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』。

大地(火山)の化身であることから火炎系を得意とすることが多い。
デザインを担当した悪魔絵師「金子一馬」氏によると裏モチーフは、『仮面ライダー』に登場した溶岩魔人ゴースターという怪人らしい。

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ツチグモ

土蜘蛛(ツチグモ)

平安時代の源頼光(みなもと の よりみつ)が活躍する『土蜘蛛草紙(つちぐもぞうし)』や『平家物語』に登場する巨大な蜘蛛の妖怪。

その姿は、鬼の顔に虎の胴体、蜘蛛の手足を持つ怪物で、吐き出す糸を自在に操り、あらゆるものに変化できたという。

土蜘蛛草紙(つちぐもぞうし)』では、源頼光(みなもと の よりみつ)が家来である渡辺綱(わたなべ の つな)を連れて京都の蓮台野(はすだいや※火葬地や墓地のこと)に訪れると、無数の妖怪と共にツチグモが登場し、襲い掛かってくる。一晩中続いた決死の激闘の末、最期は、源頼光がツチグモの首をはねて勝利を収めたという。

平家物語』では、源頼光(みなもと の よりみつ)が病床に伏せているところを狙い、僧侶に化けて縄で連れ出そうとするが、返り討ちにあった。

元来のツチグモは『古事記』『日本書紀』などの古来の書物に頻繁に登場する王朝の支配を拒んだ背丈が小さく手足が長い土着民族の蔑称のことで、その民族の伝説が後世に伝わり、妖怪となったとされる。

女神転生シリーズにおいて

真・女神転生』から登場する古参悪魔。

その後のシリーズでもかなりの頻度で登場し、葛葉ライドウの仲魔としても活躍している。

ツチグモの関連動画

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カハク

花魄(カハク

中国の伝承で、3人以上の人間がクビをくくった木に、自殺者達の生前の無念が凝り固まって宿るとされる木の精。
白装束をまとった美少女の姿をしているが、その体は人よりもずっと小さく、掌サイズの大きさ。
言葉を持たないが、声は小鳥のように澄んでいるといい、その鳴き声はインコに似ているとされる。

そのまま放っておくと干からびて死んでしまうが、水をかけると元通りになると言う。

女神転生シリーズにおいて

初登場は「真・女神転生Ⅲ」で、種族は”地霊”。
後のシリーズ作品でも種族が固定されており、序盤の火炎属性の魔法攻撃に特化した仲魔というポジションも固定されている。

カハクの関連動画]

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コダマ

日本の伝承に語られる草木の霊。
樹齢百年を超える樹木に宿るとも言われる。
日本各地だけでなく、世界各地で古くから信奉されてきた樹木崇拝の表れと考えられている。

女神転生シリーズにおいて

種族”地霊”の下位悪魔。
空中でふよふよしていて、ジブリ映画『もののけ姫』にも登場している。

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コロポックル

アイヌの伝承に伝えられる存在で、小さな人の姿をしている。
「フキの下に住む人」とされ、善良でおとなしい性格と言われる。
かつてはアイヌの人々と共存していたが、ある時、仲違いをしたことからその姿を消したと伝えられている。

なお、北海道には大型の蕗(フキ)であるアキタブキ(高さ1〜2m)の中でも一際巨大なラワンブキ(螺湾蕗)という種が自生している。
ラワンブキは高さ2〜3mで茎の太さは10cmという巨大な蕗であり、巨大なものは高さ4mにも達するとされる。
こんな巨大な蕗(フキ)がある土地において「蕗の下の人」と呼ばれた人々なのであり、実際はアイヌに比べて多少背が低い程度だったとも言われている。

女神転生シリーズにおいて

メガテンでは可愛い悪魔ちゃんの一体。

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