死神

モト

ウガリット神話において「死」と「不毛」を司る神で、冥界の王。
最高神エルが父、女神アシェラトが母であり、ウガリット神話の主神で兄弟でもある豊穣神バアルの宿敵で、モトの兄妹には他にも海神ヤム、愛と戦いの女神 アナトがいる。

自らを認めない主神バアルに反発した冥界の神モトは、 バアル を陰謀に陥れて冥界へと縛り付けることに成功する。しかしバアル の妻アナトの報復によって討たれてしまう。(死体を粉微塵にされて大地に撒かれた。)


アナト の勝利により、 バアル は冥界から地上へと戻れたが、その七年後にモトは甦り、再び バアルに戦いを挑む。両者は激しく争いあったが、勝負は両者の相討ちに終わる。

そこにモトの妻である太陽の女神シャプシュの仲裁が入って、 モトに無駄な争いをやめるよう訴えた。
モトはこの取りなしを受け入れて、バアルが神々の王であることを認めて王権を譲ったという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生デビルサマナー』。
基本的に種族は”死神”であるが”魔王”の場合もある。
シリーズには頻繁に登場していて、主に魔が高く万能属性と呪殺スキルを所持している。登場する種族の最上位悪魔であることが多い。

真・女神転生Ⅲ』では行動回数を増加させる「獣の眼光」を使用した後「マカカジャ」で攻撃力を上げて「メギドラオン」を連発しプレイヤーを一方的に虐殺してくる通称”モト劇場”として有名。

モトの関連動画

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タナトス

タナトス

タナトスは、ギリシア神話に登場する冥界の王ハデスに従う死神。
夜の神ニュクスの息子。眠りの神ヒュプノスとは双子の兄弟で,兄にあたる。

ヒュプノスが生者に永遠の眠りを与え、眠った生者の魂をタナトスが抜き取って冥界へと運び、冥界の住民とするのが役目であるとされる。

ただし、英雄を運ぶのはオリュンポス十二神の一柱であるヘルメスが担当している。(英雄は星座にして記録するため、冥界に連れていかれることはない。)タナトスが運ぶのは凡人と罪人のみである。
柔和で優しいヒュプノスに対してタナトスは鉄の心臓と青銅の心を持つ非情な神とされており、人間にとっても神々にとっても忌むべき者とされる。

ギリシャ神話において英雄や神々によって死んだ者の魂を運ぶことを邪魔されることが多く、エウリピデスの悲劇『アルケスティス』が有名。

女神転生シリーズにおいて

真・女神転生 デビルサマナー』で初登場。
ペルソナ3』では主人公の固有ぺルソナとして登場する。

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オルクス

古代ローマで信仰されていた死をもたらす神。
元々はエルトリア(紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群。)の神で、古代ローマの壁画などには、髭を生やした巨大で恐ろしい姿のオルクスがしばしば描かれており、その名前は冥府そのものを指す呼び名としても使われていた。

ファンタジー物の小説やゲームに登場するオークと呼ばれる架空の種族の名は、オルクスが支配する死者の国の住人に、「オーク=ナス」という呼称があることから参考にしたものだといわれ、
オークが様々な経緯で豚顔の亜人種とされるようになると、 オーカスという豚顔の邪神にされたという。
イタリア中央にあるボマルツォの怪物庭園の「地獄の口」はオルクスを表しているとされている。
後にギリシャ神話で、他の冥界の神(ハデス)と同一視されていくようになったという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』。
魔王オーカスの真の姿であったと思わせる設定で登場し、 オーカスヘルによる特殊合体で仲魔にすることができる。

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イシュタム

イシュタムはマヤ神話における自殺を司る神で、選ばれた人間の魂を楽園に導くとされている。

その姿は、13世紀から14世紀のものとされるマヤの書物『ドレスデン絵文書』で両目を閉じ、顔面が腐敗した首を吊った女性として描かれている。

誰でも楽園に連れて行くわけではなく、聖職者やいけにえの犠牲者、戦死者、そして首つりをした者のみを楽園と導く。

楽園は「ヤシュチェ」という宇宙樹の木陰にある心地良い場所で、極上の食べ物と飲み物を堪能でき、人々はあらゆる苦しみから解放されて暮らすとされる。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生 デビルサマナー』で”死神”として登場。

実は『ドレスデン絵文書』で描かれた首つり状態のイラストも存在したが、自主規制により現在の長髪で顔を隠し、手に首吊りのロープを持った女性の姿になったという。

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ヘル

北欧神話に登場する冥界の女王で、その名から冥界、地獄を意味する英語の「HELL」が派生したともいわれている。

悪神である ロキ と巨人族のアングルボザの娘で、巨狼 フェンリル と世界蛇ヨルムンガンドとは兄弟である。
主神 オーディン は生まれたばかりのヘルを兄弟たちと共に、北欧神話の9つの世界の内、最下層に存在するニブルヘイムの地へと追放し、そこにやってくる死者たちの魂を支配する役目を与えたという。
北欧神話においては、唯一、死者を生者に戻すことのできる力を持っており、たとえアースガルドの神々であっても、彼女の許しと能力がなければ復活することはできない。
最終戦争「ラグナロク」では、死者の爪で造られた船・ナグルファルに、死者たちを満載してアースガルドに乗り込み、巨人族に加勢して神々と死闘を演じたといわれている。
「ラグナロク」が起きた後で彼女がどうなったのかは分からず、戦死したとも、冥界に残って生き続けたともされ末路は不明である。

女神転生シリーズにおいて

初登場は女神転生の原作小説である『デジタル・デビル・ストーリー』から4年後の物語になる続編『新デジタル・デビル・ストーリー』で実はかなりの古参悪魔。

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