フレスベルグ
フレスベルグは、『北欧神話』に登場する大鷲(おおわし)の姿をした巨人。
正式名称はフレースヴェルグ。
世界樹・ユグドラシルの頂において全世界を見渡し、世界に風が起こるのはフレスベルグが飛び立とうと翼を羽ばたくからだという。
また、イグドラシルの最も深い根本に棲む大蛇ニーズホッグとは常に対立しており、ラタトスクという名のリスを仲介して互いに罵り合っている。
しかしこれは、互いのメッセージを伝えているラタトスクが伝える内容を滅茶苦茶に誇張して煽りたてているためで、そのせいで両者の仲が非常に険悪だという。
名前には「死体を飲みこむ者」という意味があり、「ラグナロク(終末の日)」の際には、死者をその嘴(くちばし)で引き裂くとされている。
女神転生シリーズにおいて
初登場は『真・女神転生』で、種族は”凶鳥”。
衝撃属性スキルと氷結属性の魔法を所持したレベルの高い悪魔。
メガテンシリーズでの登場はかなり多く、主に最高位の ”凶鳥” として登場する。
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モー・ショボー
モー・ショボーは、モンゴルの「ブリヤート人」に伝わる鳥の魔物。
その名はモンゴル語で、「悪しき鳥」という意味をもつ。
不幸にも愛を知らずに幼くして死んでしまった少女の魂が変化し、鳥の姿になって現れるのがモー・ショボだという。
美しい少女の姿や旅人に化け、油断して近づいてしまうと本当の姿を現し、その鋭いくちばしで頭蓋骨を砕いて
好物の人間の脳髄(のうずい)をすすられてしまうという。
女神転生シリーズにおいて
初登場は『真・女神転生デビルサマナー(1995年)』。
この頃は服の色が黄色だった。
続編の『デビルサマナー ソウルハッカーズ(1997年)』で、現在の赤い色の服に変更され、以降はこちらのデザインが固定。
その後も様々なシリーズに登場し、現在では魔人アリスと並ぶメガテン幼女キャラの代表格となっている。
モー・ショボーの関連動画
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