堕天使

サマエル

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サマエル
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サマエル

・「神の毒」
・「神の悪意」
・「毒ありし光輝(こうき)の者」
・「背反」

といった意味を名前に持つ、謎の多い”堕天使”。

その姿は「翼のある大蛇」で表現されることが多い。

「ユダヤ教」においては、かつて神に反逆したルシファーや、神に次ぐ権限を持ったメタトロンと同程度の地位とされ、最高位である”熾天使”であったとされている。

「ユダヤ教」は紀元前1280年頃に誕生した宗教で、イスラエルを中心として、アメリカやヨーロッパに多くの信者がいる。信者数は 推定1450万人~1740万人ほど。

堕天した理由や様々な説

・堕天した理由

天使の最高位である”熾天使”であったサマエルは、「神」から預言者・モーセの魂を取ってくる任務を与えられた。

「預言者・モーセ」は、古代イスラエルの民族指導者であり、「ユダヤ教」・「キリスト教」・「イスラム教」などで、最重要な預言者の一人とされる。すごい人。

そこでサマエルは、モーセから「魂」を取ろうとしたが、反抗したモーセに杖で撃退されてしまう。

しかも、失敗したことについて厳しく「神」に叱責された上に、呆れた「神」自らがモーセに死を与え、「天国」に運んだという。

その屈辱から「神」に反感を抱くようになって堕天し、”魔王”になってしまったとされている。

・様々な説

・「エデンの園」に棲んでいた”アダムとイヴを唆した蛇”(サタンのこと)
サマエルサタンの別名
・「ローマの守護天使」
・「火星の天使」

などがあり、「説」や「謎」が多すぎてよく分からない存在。

主なものとしては、サマエルサタンと同一視されることが多く、原型ともみなされている。

サタン自身も様々な説が多く、サマエルの説が混じったのか、元々サタンの説なのかは不明だが、似ている部分が多いので、サマエル=サタンという説が有力らしい。)

(まぁ、よく分からん存在ってこと。)

女神転生シリーズにおいて

『メガテンシリーズ』では種族が”堕天使”もしくは“邪神”の最高クラスの悪魔。

BOSS戦では固有の状態異常スキル「神の悪意」を使用する非常に厄介な相手となる。

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ネビロス

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ネビロス
ネビロス旧
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ネビロスは、地獄の「陸軍大元帥」にして「検察官」。

アスタロトの配下である「悪魔」たちの長も務めており、あらゆる場所に赴いては、常に「地獄の軍勢」を監視しているとされる。

その能力は、「死霊」や「死体」を操る術に長けており、「地獄の悪魔」たちの中でもっとも優れた「降霊術師(こうれいじゅつし ネクロマンサー)」。

「霊」や「死体」のみならず、「動物」も操れることができ、「無数の軍隊」を作り出せる強力な力を持つ。

他にも

・望む相手に「苦痛」を与える力
・「金属」・「鉱物」・「動植物」の効能を明らかにする力
・「未来」を予見する力
・「栄光の手」という道具を使って、「魔術の道具」を見つけることができる力

などがあるとされている。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル物語 女神転生II(1990年)』。
死人を操るボス悪魔として登場する。

『真・女神転生(1987年)』では、人間の姿をした”黒男爵”と名乗り、 ”赤伯爵”ことベリアルと共に少女アリスと六本木で暮らしている。

実は、六本木の住民は全てネビロスの術によって作られたゾンビであり、生体エネルギーを生者から奪って、アリスの肉体維持に使っていた。

ベリアルが「脇見の壺」に封じられた際には、主人公一行に襲いかかって「ロウヒーロー」を殺すが、二度目の戦いで敗れ、

愛する者の為につくすのが なぜ・・・ いけないのだ・・・

という言葉を残して消滅する。

ネビロスの関連動画

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ゴモリー

正式名称はグレモリー

他にもガモリーゲモリーとも呼ばれる。

悪魔に関することを解説した魔導書「ゴエティア」 によると、「ソロモン王」72柱の悪魔の一体であり、「26の軍団」を率いる強壮(きょうそう 強くて健康なこと)にして強力な「女公爵(おんなこうしゃく)」。

別名では「吟詠公爵(ぎんえいこうしゃく)」と呼ばれる。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「吟詠(ぎんえい)」とは詩(うた)にリズムをつけて歌う芸道で、詩吟(しぎん)とも呼ばれる。

「あると思います!」

で有名なお笑い芸人「天津(てんしん)・木村」のやつ。

これはゴモリーが、よく「吟詠(ぎんえい)」を嗜んでいたことからきている。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い ←ココ
・侯爵(こうしゃく) 二番目
・伯爵(はくしゃく) 三番目
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

概要

召喚すると

・「金糸細工(きんしざいく金の糸でできたもの)」の黒いビロード(マントみたいな服)

・純白のレース(生地)

・黄金の冠

を身に着けた「真紅(しんく)の髪の美女」が、大きな「ラクダ」に乗った姿で現れるという。

また、時にはおぞましい醜女(しこめ)に化け、「召喚者」を試すこともあるという。

望めば「過去」・「現在」・「未来」の事象と、「隠された財宝」の場所を「召喚者」に語ってくれる。

また、”老若問わず”どんな「女性」からの「愛」も得られる力を授けてくれるといわれており、その力は特に「若い乙女」に威力を発揮するという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル物語 女神転生II(1990年)』。

グレモリー表記で種族は“妖魔”。

その後のシリーズではゴモリー表記になり、種族”堕天使”となる。メガテンシリーズでは敵や仲魔というよりはイベント悪魔としての印象が強い。

真・女神転生Ⅱ(1994年)』のゴモリールキフグスとともにルシファー の秘書・補佐役として描かれており、主人公・アレフ ルシファーの下に送り届ける役目を担った。

また、「LAWルート」ではサタンの半身たるセトの封印に向かったり、方舟内においてルキフグスに手を回して簡易ターミナルを立ち上げサポート役を担ったりするなど、戦闘にはならない。

ちなみに文献において天使であったという供述はなく何故、”堕天使”なのかは不明。

(”悪魔”はもともと”天使”だったという説から?)

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ムールムール

正式名称はムルムルまたはミュルミュール

悪魔に関することを解説した魔導書「ゴエティア」によると、「ソロモン王」72柱の魔神の一柱であり、「30の軍団」を率いる大いなる「公爵(こうしゃく)」。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い ←ココ
・侯爵(こうしゃく) 二番目
・伯爵(はくしゃく) 三番目
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

かつては「座天使」(天使の九階級の内上から三番目)の階級に属する天使であり、「座天使の公爵」とも呼ばれる悪魔。

召喚の際には、トランペットが高らかに鳴り響く中、2人の家臣の先導のもと「緑の鎧」をまとい、「ハゲワシ」もしくは「グリフィン」に騎乗して、「公爵の証」である「冠」をかぶった姿で現れるとされる。

その力は「哲学」と「ネクロマンシー(死霊を操る術)」を得意とし、どんな「死体」であっても「死霊」として使役することができるという。

そのため、「死者の魂」を呼び出して「召喚者」の「質問」に答えさせることもできる。

女神転生シリーズにおいて

メガテンでは「公爵」という立場からなのか偉そうな感じで接してくる。

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ボティス

ボティス

ボティスは、悪魔に関することを解説した魔導書「ゴエティア」によると、「ソロモン王」72柱の魔神の一柱であり、「60の軍団」を率いる序列17番の地獄の「大総裁」にして「伯爵(はくしゃく)」。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い
・侯爵(こうしゃく) 二番目
・伯爵(はくしゃく) 三番目 ←ココ
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

同じく、悪魔に関することを解説した魔導書『大奥義書』では、

・皇帝 ルシファー
・君主 ベルゼブブ
・大公 アスタロト

といった、「地獄の3人の支配者」に仕える6柱の上級精霊の1柱・アガリアレプトの配下にあるとされる。

6柱の上級精霊一覧

・宰相   ルキフグス
・総司令官 サタナキア
・司令官  アガリアレプト
・中将   フルーレティ
・軍曹   サルガタナス
・元師   ネビロス

召喚された際には「醜い毒蛇」の姿で現れるが、望めば、鋭い剣を持ち、大きな牙と二本の角を生やした「人間」に似た姿になる。

「現在」・「過去」・「未来」の知識をもっており、召喚者が望めば答えてくれるという。

また、一時的に争いごとを調停する力も持つ。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生デビルサマナー(1995年)』。種族は”堕天使”。

あんまりみかけない。

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アドラメレク

アドラメレク

アドラメレクは”太陽神”の一種。

ただし、「ユダヤ教」・「キリスト教」においては”悪魔”と見なされている。

「ユダヤ教」はイスラエルを中心として信仰される宗教。信者数は 1450万人~1740万人ほどいるとされる。

「キリスト教」は、イエス・キリストを「救い主」と信じる「世界三大宗教」の一つ。信者は世界中でおよそ23億8200万人(世界人口で占める比率は約31%)いるとされ、全ての宗教の中で最も多い。

“太陽神”としては、「セファルワイム」という「古代都市」と、「サマリア(パレスチナ中央部の地域名)」で「崇拝」の中心とされていた。

また、名前の「メレク」は、ヘブライ語で「王」を意味する。

悪魔としては

・「地獄の宰相(さいしょう 日本では内閣総理大臣に相当する。)」
・「地獄の上院議員(じょういんぎいん)」
・「蠅族(はえぞく)の大法官 (現代でいう最高裁判長)」
・「地獄の尚書長(しょうしょちょう 日本でいう各省庁の大臣的な物。ルシファーサタン)の筆頭秘書を務めた)」
・「ルシファーサタン)の洋服係」

として忙しい。

”堕天”前の位階は、燃え盛る車輪の体を持つ天使である「座天使(天使のヒエラルキーにおいて、第三位に数えられる上級天使)」の地位にあり、ラファエルの指揮下にいたとされる。

また、ジョン・ミルトンの叙事詩『失楽園』では、ルシファーサタン)と共に「神」に反逆し、指揮官級の「反逆天使」として抜擢された。

しかし、熾天使ウリエルが指揮する部隊と激突して敗北したという。

召喚されると、「人間」もしくは「人間の胴と頭を持ち、残りは孔雀かラバ」の姿で現れ、 ルシファーサタン)以上の狡猾さと、呪いに長けた「神の敵」と表現される。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生Ⅳ FINAL(2016年)』。

種族は”堕天使”。

CHAOS勢力の頂点に立つ ルシファーの忠実な僕で、物語序盤に主人公とその身内たちに襲い掛かり、殺害するという重要な役割を持つ。

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フラロウス

フラウロス
フラウロス・ハレル
オセ(フラロウス)
フラウロス
フラウロス・ハレル
オセ(フラロウス)
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正式名称はフラウロス

悪魔に関する魔導書『ゴエティア』によると、ソロモン王72柱の魔神の一人で、「36軍団」を率いる序列64番の地獄の「大公爵」。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い ←ココ
・侯爵(こうしゃく) 二番目
・伯爵(はくしゃく) 三番目 
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

召喚すると、最初は恐ろしく力強い豹(ひょう)の姿で現れるが、人間の姿も取る。

人間に化ける時は「ぞっとした顔の色黒の男」で、「豹(ひょう)の毛皮」をかぶり、「炎のような目」を爛々(らんらん)と輝かせて「恐ろしい表情」をしているとされる。

「過去」、「現在」、「未来」全てを透視でき、正しく答えてくれる力を持つが、召喚した「魔法陣の三角形」内にいないと”必ず嘘をつく”。

命じれば他の「悪魔」達による「誘惑」から守ってもらうことができたり、「炎」を自在に操り、敵を「焼き滅ぼす能力」も有する。

また、「魔法陣の三角形」内にいるときは、「世界の創造」や「神聖な事柄」、さらには、いかにして「悪魔」が”堕天”したのか喜んで語ってくるという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生(1992年)』で、種族は”堕天使”

真・女神転生(1992年)』や『偽典・女神転生(1997年)』、『魔神転生Ⅱ(1997年)』で登場した際は両手に剣を持った豹頭の獣人の姿で、堕天使オセとイラストが一緒だった。

真・女神転生Ⅲ(2003年)』でオセとの区別を図るためかグラフィックが一新され、現在のイラストとなった。

スライダー内画像にあるフラロウス・ハレルは、『真・女神転生Ⅲ(2003年)』で登場。

天使として復権した姿で、元々は能天使 (天使の階級において、第6位の天使) だが熾天使(天使の階級において、第1位の天使)と同等とされる。

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オセ

オセ
オセ・ハレル
オセ(フラロウス)
オセ
オセ・ハレル
オセ(フラロウス)
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オセは悪魔に関する魔導書『ゴエティア』によると、「ソロモン王」72柱の魔神の一柱であり、地獄の「30軍団」を指揮する序列第57番の地獄の「大総裁(だいそうさい)貴族階級ではないが、「軍団の総裁」なので偉いほう。」。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

召喚すると最初は大きく優美な「ヒョウの姿」で現れるが、その後は人型に変形して「半獣半人」の姿となる。

召喚者に対して「教養学」を教えたり、なにかの「秘密」に対して「真実」を告げてくれたり、召喚した者の敵を「狂気」に追い込む能力を有するという。

さらに、望んだとおりの姿に人間を「変身させる力」を持つが、変身した者は自分の姿が変わった事に気付かず過ごしてしまう上にわずかしか続かない。

また、「危険性」や「副作用」としてオセの力を受けた人間は、自分が「王様」や「教皇」といった偉大な人物であると信じ込んでしまうデメリットが存在する。

そのため迂闊に力を享受すると傲慢(ごうまん)になり、破滅することになる。

また、「凶暴な性格」のため、「呪文」によって従属(じゅうぞく)させないと喰い殺される。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生(1992年)』で、種族は”堕天使”。

「白ブリーフ」と「緑マント」だけで堂々と出現する「変態紳士」として有名な悪魔。

「力」の能力が高い「物理アタッカー」として優秀なので、けっこう人気が高い。

スライダー内画像のオセ・ハレルは『真・女神転生Ⅲ(2003年)』に登場。

”堕天”前の天使として復権した姿だというが、文献に天使時代の階級や逸話が無く、本当に天使だったのかは不明。

ちなみにハレル はヘブライ語で「讃える、賛美する、祝福」を意味する。

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フォルネウス

フォルネウス
フォルネウス 旧Ver
フォルネウス
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フォルネウスは悪魔に関する魔導書『ゴエティア』によると、

「ソロモン王」72柱の一柱であり、「36軍団(天使と座天使で混成)」を指揮する地獄の「大侯爵(だいこうしゃく)」とされる。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い 
・侯爵(こうしゃく) 二番目  ←ココ
・伯爵(はくしゃく) 三番目 
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

召喚されると、「銀色の巨大な翼魚(よくぎょ)」など海に関連した「怪物」の姿で現れる。

「言語」に特に優れ、フォルネウスは召喚したものに「弁論術」を伝え、それを身に付けたものはどんな相手だろうと説き伏せられるようになるという。

また、「良い名前を授ける力」と「敵から友人同様に愛される」ようにする力も持つ。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ(1990年)』。
種族は”妖鬼”だった。

真・女神転生(1992年)』から種族”堕天使”として登場。

メガテンシリーズではなかなか出番が多く、『真・女神転生Ⅲ(2003年)』では最初に戦うことになるボスとして登場する。

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エリゴール

正式名称はエリゴス。またはアビゴルとも呼ばれる。

魔導書『ゴエティア』によると、「ソロモン王」72柱の魔神の一柱であり、「60の軍団」を率いる序列15番目に記載される「公爵」。

「ソロモン王」は紀元前971年ごろ~紀元前931年ごろまでの約40年の間「イスラエル」を統治した魔術に長けた3代目の王。

ミカエルから「悪魔」や「天使」達を使役できる「ソロモンの指輪」を与えられ、それを使用して「悪魔」たちを働かせていたという。

「爵位(しゃくい)」一覧(偉い順)

「爵位(しゃくい)」は貴族の称号。

・公爵(こうしゃく) 一番偉い ←ココ 
・侯爵(こうしゃく) 二番目  
・伯爵(はくしゃく) 三番目 
・子爵(ししゃく)  四番目
・男爵(だんしゃく) 五番目

『大奥義書』によると、地獄の副将フルーレティの配下とされる。

召喚されると、「右手」には「旗がついた馬上槍(ランス)」、「左手」には「蛇」または「杖」を持ち、「馬に乗った端整な騎士」の姿で現れる。

その力は「未来」を予見する力を持ち、隠された「物事」や「戦争」についての知識を語ってくれるとされている。

また、「王」や「偉大な人物」からの「好感」をもたらす能力があり、「召喚者」にその「寵愛」をもたらすという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ(1990年)』。種族は”幻魔”だった。

真・女神転生Ⅱ(1994年)』から種族”堕天使”となり、その後多くのシリーズに登場。

その為、同種族の代表的な悪魔となっている。

エリゴールの関連動画

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