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地母神

2024年 10月15日 ハリティー 追加

目次

アシュラト

アシュラト

アシュラトは『ウガリット神話』などに登場する女神。

ウガリットは現在の「シリア」西部の都市・「ラス・シャムラ」にあった古代都市国家。

紀元前1450年頃~紀元前1200年頃にかけて存在したとされる。

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カーリー

カーリー
カーリー 『デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ(1990年)』Ver
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カーリー
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カーリーは『インド神話』に登場する血と殺戮を好む恐るべき”戦いの女神”。

カーリーの関連動画

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イナンナ

イナンナ

イナンナは『シュメール神話』における「金星」・「性愛」・「美」・「戦い」・「豊穣」の女神。

「シュメール」は、現在のイラク南部地方にあったとされる古代文明。

イナンナの関連動画

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ダヌー

ダヌーは『ケルト神話』に登場する”ダーナ神族”の母であり、生命の源である”大地母神”。

「ケルト」は紀元前5世紀~紀元前1世紀までに「ヨーロッパ」の広範囲に居住していた民族のこと。

国名ではない。

ケルト民族の分布図
クリック(タップ)すると拡大します。

あらゆる”英雄”や”神”たちの母とされ、ダヌーの息子には

・”ダーナ神族”の首長 ダグザ
・神々の武器をつくる鍛冶神(かじしん)ゴヴニュ
・医療の神 ディアン・ケヒト
・”ダーナ神族”の王 ヌアザ

などがいる。

その姿は大地に身を横たえていると言われるほど巨大で、全ての生命を生み出した世界そのものであるともされた。

特に「アイルランド」のマンスター地方でダヌーは深く信仰されている。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生ⅣFINAL(2016年)』。

ストーリーにおいて重要な存在で、妖精の女王となったノゾミを依代としており一心同体の存在となっている。

ダヌーの関連動画

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ジョカ

ジョカ 通常Ver
ジョカ 戦闘形態
ジョカ 通常Ver
ジョカ 戦闘形態
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女媧(ジョカ)は「三皇五帝(さんこうごてい)」の”三皇”の一人に数えられる『中国神話』における「創造神」。

「三皇五帝(さんこうごてい)」とは、『古代中国神話』における優れた8人のこと。

「三皇」は”神”を指し、「五帝」は”聖人”を指す。

宇宙や人類を創造したとされ、文明神である伏羲(ふっき)は兄であり夫。

その姿は「人間の首」と「蛇の躰」をもつ人頭蛇体(じんとうじゃたい)として描かれることが多い。

人類の創造と出来栄え

ジョカは「泥」と「縄」で人類を創造したとされ、最初は丁寧に土を人の形にこねあげて人類を増やしていったが、途中で面倒になっていくと泥の中に縄を浸して雑に引き上げたりしていた。

そして丁寧に作った人間は「貴人(地位や家柄が高い人。)」となったが、雑に引き上げたときに飛び散った泥のしずくが「普通の人間」になったという。

世界滅亡の危機を救う

あるとき火の神・「祝融(しょくゆう)」と、水の神・「共工(きょうこう)」が喧嘩した。

その喧嘩に敗北した「共工(きょうこう)」の行動によって天地を支える「四本の柱」が折れてしまい、世界滅亡の危機に陥ってしまった。

(この四本の柱はジョカが創った。)

そこでジョカは「5色の石」を練ると、自ら柱を補修して世界滅亡の危機を救ったという。

以上のように人間を創ったり救ったりしているので、中国では善い神様として信仰されている。

女神転生シリーズにおいて

メガテンシリーズの外伝作品『ラストバイブルⅢ(1995年)』(ゲームボーイ専用ソフト)でジョカ名義で初登場。

正統派シリーズでは『真・女神転生Ⅴ(2021年)』が初となる。

「全ての悪魔を狩る者」と名乗る八雲ショウヘイと共に行動し、主人公に興味を抱く悪魔。

ジョカの関連動画

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セイオウボ

西王母(セイオウボ)は「古代中国」の女神。

西方の聖地・「崑崙(こんろん)」の主人とされ、「前漢(紀元前206年 – 8年)」と「後漢(25年 – 220年)」において盛んに信仰された。

「崑崙(こんろん)」とは、古代中国の伝説上の山岳のこと。

中国の西方にあり、「黄河(こうが)」の源とされた。

その姿は乱れた髪に「かんざし」を乗せた人間の姿をしているが、「ヒョウの尾」と「虎の歯」を持つといわれる。

元来は「天の災い」と「五つの刑罰」を司る女神であったが、後に美しい女性の姿をした「崑崙(こんろん)」の女主人として「女性の仙人」を統括する女神とされた。

「不死の仙桃(せんとう)」を持つとされ、これは孫悟空(セイテンタイセイ)が彼女の目を盗んで食べたという「仙桃の話」で知られている。

女神転生シリーズにおいて

メガテンシリーズでは”地母神”の高位悪魔として登場。

人を食い物としてみなす恐ろしい悪魔として登場する。

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キュベレ

キュベレ

正式名称はキュベレー

アグディスティスとも呼ばれる。

母なる大地の化身である”大地母神”であり、動物の女王。

また、アティスの母でもある。

「プリュギア」で崇拝され、その信仰は後に「古代ギリシャ」、「古代ローマ」にも広がった。

「プリュギア」は古代の王国。

現在のトルコ中西部にあったとされる。

キュベレの関連動画

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ハリティー

ハリティー
ハリティー 旧Ver
ハリティー
ハリティー 旧Ver
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ハリティーは『インド神話』に登場する「子宝」・「子供」の成長を見守る女神。

「多産の神」でもあり、夫であるパーンチカとは500人~1,000人とも言われる子を産んだ。

「仏教」では「安産」・「子育て」の神様である「鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)」として知られている。

「仏教(ぶっきょう)」はインド発祥の宗教で、「世界三大宗教」の1つ。

信者数は世界人口の7%である5億2000万人以上と、世界で4番目に大きな宗教。

仏教におけるハリティー(鬼子母神)

「仏教」においては自分の子供たちを愛する一方で、栄養をつけるために人間の子供をさらっては食べる「人食い鬼」だった。

やがてそんな現状を憂いた「釈迦(しゃか)」は彼女を改心させようと計画し、彼女の子供たちの中でも最も可愛がっていた末の子であるピンガラを隠す事にした。

ピンガラがいなくなったことに気付いた彼女は半狂乱となって世界中を7日間探し回ったが発見することができず、嘆き悲しみながら「釈迦(しゃか)」に助けを求めた。

そこで「釈迦(しゃか)」は

「多くの子を持ちながら一人を失っただけでお前はそれだけ嘆き悲しんでいる。」

「それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」

「人々をおびやかすのをやめなさい、そうすればすぐにピンガラに会えるだろう」

と諭(さと)し、戒(いまし)めた。

子供を失う悲しみを知った彼女は罪を悔い改めて「仏教」へと帰依(きい)すると、「釈迦(しゃか)」によって隠されていたピンガラを取り戻す。

そして人間の子供を食うことを辞め、以降は人間の肉ではなく「ザクロ」を食べる様になり、「子供と安産の守り神」となったという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『真・女神転生(1992年)』。

最初は布を被った食人鬼のようなデザインだった。

関連動画

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イシス

イシス

イシス は『エジプト神話』における「豊穣」を司る女神。

「魔術師」としての側面も持つ。

イシスの関連動画

ペレ

ペレ

ペレは「ハワイ」に伝わる”火山”の女神。

「ハワイ」の神々の中ではもっとも有名とされ、「炎」、「稲妻」、「ダンス」、「暴力」などを司る。

その姿は美しく情熱的な性格だが、気の荒い女性のため「嫉妬」や「怒り」から溶岩で人々を焼き尽くしたり、石や岩に変えるという。

夫は「豚」と「海」の神であるカマプアアで、2人の間にはオーペルハアアリイという息子がいる。

オーペルハアアリイは後の「ハワイ」の王族と平民の祖先とされた。

現在では「ハワイ」の「キラウエア火山」に眠っているとされ、火山や噴火の存在を重くとらえている現地住人の中では”畏怖”の対象。

「キラウエア火山」は「ハワイ」の島に属する地球上でもっとも活動的な火山。

標高は1,247 m。

「世界遺産」にも登録されていて、毎年多くの観光客が訪れている。

そのためペレへの信仰は厚く、「ハワイ」ではペレの好物とされる特定の食物(「オヘロ」と呼ばれる野苺の一種など)を食べることは固く禁じられているほど。

カマプアアとペレの神話

あるときペレが暮らす「キラウエア山」の火口に「豚」と「海」の神であるカマプアアが現れると、カマプアアペレに猛烈な求婚を申し込む。

しかしペレはそれを侮辱で返したため、2人は戦いを始めた。

激しい戦いの末、ペレの流す溶岩をカマプアアは「海水」の呪文で止めてしまったため、敗北を悟ったペレとその家族は和解を申し込む。

そして彼を家族として迎え入れ、ペレカマプアアは夫婦となった。

結婚後は「ハワイ島」を分けて支配したり、オーペル・ハアア・リイという子をもうけたが、2人のそりが合わなかったため火山の噴火と洪水を引き起こすほどの夫婦喧嘩を起こしていた。

やがてカマプアアは愛想をつかし、海の底の女神と結婚。

ペレは寂しさを覚え、彼に戻ってきてほしいと恋しさのあまり唄ったという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デビルサマナー ソウルハッカーズ(1997年)』。

種族は”地母神”。

『神話』どおり火炎系のスキルや耐性を持ち、氷結に弱い。

検索するとだいだいサッカー選手としてのペレが登場する。

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