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魔神

2023年 8月18日 ホルス 追加
2023年 8月24日 ルーグ 追加

目次

ヴィシュヌ

ヴィシュヌ
ヴィシュヌ
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ヴィシュヌは『インド神話』に登場する宇宙の”維持(いじ)”と”修復(しゅうふく)”を司る神。

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アルダー

アルダー

アルダーは『インド神話』に登場する”男らしさ”と”女らしさ”を兼ね備えた「両性具有(りょうせいぐゆう)」の神。

「両性具有(りょうせいぐゆう)」とは、生物的に「男女両方の性器」を備えている体のこと。

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ゼウス

ゼウス
ゼウス
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ゼウスは『ギリシア(ギリシャ)神話』の主神(しゅしん)。

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オーディン

オーディン
オーディン
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オーディンは『北欧神話』における最高神。

「北欧」はヨーロッパ北部地方のこと。

・「 デンマーク」
・「スウェーデン」
・「ノルウェー」
・「フィンランド」
・「アイスランド」

の5か国をさすことが多い

北欧 
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もともとは「嵐の神」であったが、後に「軍神」・「死者の神」・「詩と魔法の神」とされた。

『北欧神話』に登場する多くの神々の父でもあり、「神々の支配者」とも呼ばれる。

名前には北欧古語で「激昂する者」を意味し、「武人」にして「魔術師」の達人。そして、「知識」に貪欲な「探究者」とされる。

外見は「隻眼」と「長いヒゲ」が特徴的な老人の姿でよく描かれるが、「魔法」で様々な人物に変化できる。

また、戦場においては「青いマント」に「黄金の兜と鎧」を装備して「グングニル」という魔法の槍を携えていた。

所持品について

オーディンは多くの所持品を持つことで有名。

以下紹介

グングニル


「グングニル」は標的を決して外さず、その魔力で貫けないものはないほど強力な槍。

しかも敵を貫いた後は自然に所有者の元に戻ってくるうえに、どんな武器でもこの槍を破壊することはできない。

”戦いの勝敗がただちに決する”と言われる「魔法の武器」で、ロキがドヴェルグ(小人族)の鍛冶屋兄弟・ブロックシンドリに作らせ、オーディンに献上された。

スレイプニル



スレイプニルはどんな馬よりも速く走れ、天空を翔ける8本脚の馬。

ロキが牝馬(ひんば メス)となって生んだ息子であり、彼から献上された。

何でも知りたがるオーディンは様々な世界をスレイプニルに乗って巡っていたといい、愛馬とされた。

フギンとムニン 

「フギン」と「ムニン」は2羽の「ワタリカラス」。

オーディンが世界中に”諜報係”として飛ばしており、2羽が持ち帰るさまざまな情報で常に「世界の知識」と「情報」を入手するという生活をしていたという。

ゲリとフレキ

「ゲリ」と「フレキ」はオーディンに付き従う2頭のオオカミ。

オーディンは食事をする必要がなく、「ぶどう酒」以外は口にしないため食物はすべて「ゲリ」と「フレキ」に与えていた。

ドラウプニル

ドラウプニルは9夜ごとにまったく同じ重さ形の黄金の指輪(腕輪ともされる)を生みだすことができる「魔法の黄金の指輪(腕輪)」。

鍛冶屋兄弟・ブロックとシンドリに作らせた神宝のひとつで、滴(しぼ)り出すように同じものを生成された様子から名前には「滴(したた)るもの」という意味がある。

オーディンの息子であるバルドルロキの策略によって殺されたとき、手向けとして使者を通じて冥府に送ったが送り返された。

ギャラルホルン

「ラグナロク(神々の死と滅亡の運命)」の始まりを告げた角笛。

ヘイムダルの所有物として有名だが、元々はオーディンの所有物だった。

ヴァーラスキャールヴ

銀色に光り輝く宮殿。

普段はここに住み、全世界を視界にとらえることができる高座「フリズスキャールヴ」で世界を見晴らしているという。

オーディンのエピソード

1.北欧神話における世界のはじまり。

「原初の世界」には、”燃え上がる氷塊”と”絡みつく炎”しかなかった。

やがて「氷塊」の解けた雫の中に、原初の巨人ユミルが生まれ、ユミルは別の氷から同じように生まれた雌牛(めうし)の乳を飲んで大きく成長して”巨人族”の「子」や「孫」を増やす。

ユミルはすべての”巨人族”の先祖)

そしてユミルを育てた雌牛(めうし)もまた、塩辛い氷塊を舐めて成長し、”アース神族”の祖先・ブーリを産む。

時が経ると、ブーリに息子・ボルが誕生し、さらにそのボルが成長して”巨人族の娘”と結婚すると、3人の子宝に恵まれた。

そしてその子供たちには

オーディン
ヴィリ
ヴェー

と名付けられる。

やがて三人の子供は成長するが、暴虐の限りをつくす”巨人族”に彼らは不満を持ち、オーディンら「3兄弟」は原初の巨人・ユミルを殺害。

ユミルの傷口からは「血の大洪水」が起こり、”巨人族”は「一組の男女」を残して溺れ死ぬことになった。

そして3兄弟」たちはユミルの身体を解体すると、共に「大地」や「海」、「天空」といった世界を創造し、海辺で拾った二本の木から人間の男女を作ったという。

2.知識の探究者

オーディンは成長すると「知識」に貪欲になり、ありとあらゆる手段で「知識」を手に入れたという。

あるとき世界樹・イグドラシル(ユグドラシル)の3本に分かれた根にあり、「知恵」と「知識」が隠されている「ミーミルの泉の水」を飲もうとした。

しかしこれは巨人族の賢者・ミーミルの所持するもので、一口飲みたいとミーミルに頼むと、代価に「片方の眼球」を求められる。

するとオーディンはためらわず、すぐさま代償として「片目」を差し出し、泉の水を飲んだ。

そして「泉の水」を飲んだことで「知恵」と「魔法」を身に付け、以降は失った「片目」を隠すように帽子をかぶった姿をし、「隻眼の神」と呼ばれるようになった。

他にも「ルーン文字」の秘密を得るために、世界樹・イグドラシル(ユグドラシル)の木で自分の首を吊り、「グングニル」で自身を貫ぬいたまま9日9夜、”創造神オーディン”に祈りを捧げたというエピソードがあるなど、知識の為に「自らの命」を「代償」に差し出す事すらいとわなかったという。

オーディンとは本来『北欧神話』の”創造神”の名前。

「原初の世界」や巨人族の始祖であるユミルを創ったとされた。

このオーディンは”創造神”から名前をとってる。

こうして「ルーン文字」の秘密を解き、彼は超強力な「十八種類の魔法」を会得したとされる。

3.オーディンの死


やがてオーディンは”神々の最高神”となって世界を長らく統治していたが、最終戦争・「ラグナロク(神々の死と滅亡の運命)」と自身の死の予言を告げられる。

「ラグナロク」は『北欧神話』における最終戦争のこと。

『北欧神話』の神々と”巨人族”たちが戦いを起こし、最終的に世界は滅亡し、多くの神々が亡くなった。

「神々の黄昏」とも呼ばれる。

そこで予言されていた「ラグナロク」に抗うため、「ヴァルハラ」と呼ばれるオーディンの宮殿にヴァルキリー(ワルキューレとも)によって選別された「戦士の魂(エインヘリヤル)」を迎え入れていた。

ヴァルキリー(ワルキューレとも)は戦場で生きる者と死ぬ者を定める女神軍団。

エインヘリヤルヴァルキリーに認められた人間の魂。

生前戦場で活躍した「英雄」や「勇敢な戦士」たちで、オーディンの魔法によって不死の戦士にさせられる。

万全の体制を整えていたオーディンであったが、「ラグナロク(神々の死と滅亡の運命)」が起こった際にはすごい序盤でロキの息子である大狼フェンリルに噛み殺され、その最後をあっけなく迎えた。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル物語 女神転生(1987年)』。

種族”魔神”の上位悪魔として登場することが多い。

デザインは「裸マント」に「角兜」という”変態っぽい”。

悪魔絵師・「金子 一馬(かねこ かずま)」氏によると、『北欧神話』勢のコンセプトは”裸族”であるらしい。

『北欧神話』の主神なのだが、全体的なメガテンシリーズを見てもそこまで強くない。

真・女神転生IV(2013年)』では「多神連合」の中心人物としてストーリーに登場し、ようやく”強敵”として扱われる。

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バアル

バアル
バアル
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バアルは『ウガリット神話』における

・嵐
・慈雨(じう)
・豊穣(ほうじょう 農作物がよく実り、収穫が多いこと)

の神であり、主神(しゅしん 最高位の神)。

ウガリットは現在の「シリア・アラブ共和国」にあった古代都市国家。

シリア
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最高神・エルと神々の母・アシュラトの息子(穀物神(こくもつしん)ダゴンが父の場合もある)で、妻は妹でもある女神・アナト

兄弟にあたる冥界の支配者・モトとは”犬猿の仲”であり、「宿敵」とされる。

雨の降らない土地に「慈雨(じう)」をふらし、作物を実らす「豊穣(ほうじょう)」をもたらす神とされ、「カナン地域」を中心に長く崇拝されたという。

「カナン地域」は、「地中海」と「ヨルダン川」・「死海」に挟まれた地域一帯の古代の地名。現在の「イスラエル」あたり。別名:「乳と蜜の流れる場所」

また、『エジプト神話』に取り入れられた際には、同様に”嵐”を司るセトと同一視されるようになり、描かれる際にもセトに似た姿で表されるようになった。

一説では、ソロモンの魔神・バエルベルゼブブベルフェゴールなどはこのバアルから派生したといわれている。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デジタル・デビル物語 女神転生(1987年)』。

種族は”邪神”。

以降の作品では”魔神”に分類され、メガテンシリーズではバエルベルゼブブが合体するとバアルの姿を取り戻したり、ベルゼブブが転生するとバアルになったりと、ベルゼブブの”真の姿”として描かれることが多い。

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アメン・ラー

アメン・ラー

アメン・ラーは「エジプト」の創造神であり、太陽神。

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コンス

コンス
コンス
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コンスは『エジプト神話』に登場する”月”を司る男神。

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ダグザ

ダグザは『ケルト神話』に登場する”ダーナ神族”の最高神。

「ケルト」は紀元前5世紀~紀元前1世紀までに現在の「ポーランド」から「アイルランド島」までのヨーロッパ広範囲に居住していた民族のこと。

国名ではない。

ケルト民族の分布図
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”ダーナ神族”は『ケルト神話』で語られる神の一族。

正式名称はトゥアハ・デ・ダナーン。

名前には「善き神」・「偉大な神」という意味があり、ダグダとも呼ばれる。

”ダーナ神族”の長老ともいうべき存在で、「豊穣(ほうじょう)」と「再生」を司り、「詩歌(しいか 俳句みたいなもん)」や「魔術」、「武芸」にも大いに優れた”万能の神”。

外見は「太った太鼓腹の赤髭を生やした大男」。

「丈の短いチュニック(首から膝まである服の事)」と「毛皮の長靴」を身に着け、「巨大な棍棒」を車輪に乗せて引きずっている姿だとされる。

性格は明るく奔放(ほんぽう)であり、「性欲」・「精力」に満ちた「大食漢(たいしょくかん 大食い)」とされた。

また、強力な「神器(じんぎ)」を三つ所持している。

神器一覧

  1. 「巨大な棍棒」

    相手に振るえば死をもたらし、もう一方の先端を振るえば死者を蘇らせるという「破壊」と「再生」、生と死の両方の力を併せ持つ「巨大な棍棒」。

  2. 「金の竪琴」

    天候を自在に操ることで「豊作」を招き、聞く者に「笑い」、「悲しみ」、「眠り」を誘う楽曲を奏でることができる三弦の「金の竪琴」。

  3. 「大釜」

    “ダーナ神族四秘宝”の一つにして、満足して帰らない者はいないと言われるほどに無限の食料を生み出す「大釜」。

これらの神器によって神々を治めていたという。

女神転生シリーズにおいて

真・女神転生Ⅳ FINAL(2016年)』において主要キャラの一人として初登場。

本作の主人公を現世に黄泉帰らせ、戦う力を与える代わりに自身の「神殺し」になれと契約を迫る。

モデルとは異なり、クエスチョンマークのような「うずまき紋様」が額に刻まれ、剥き出しの骨格を思わせるスタイリッシュなデザイン。

CVはイケボの池田秀一さん。

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ルーグ

ルーグは『ケルト神話』の太陽神。

(正式名称はルー。名前には「輝くもの」という意味を持つ。)

「ケルト」は紀元前5世紀~紀元前1世紀までに現在の「ポーランド」から「アイルランド島」までのヨーロッパ広範囲に居住していた民族のこと。

国名ではない。

ケルト民族の分布図
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”太陽神”という側面だけでなく、「工芸」・「武術」・「詩吟(しぎん)」・「医術」・「魔術」など全ての技能に秀でており、全知全能の神ともされている。

そのため別名には「百芸に通じた」という意味を持つサウィルダーナハや、「諸芸の達人」という意味を持つイルダーナハがある。

その他にも「槍」を持って戦うことから「長腕のルーグ」とも呼ばれた。

また、ルーグは”フォモール族”の王・バロール(通称:魔眼のバロール)の孫であり、『ケルト神話』の英雄・クー・フーリンの父親でもある。

フォモール族”は『ケルト神話』において”ダーナ神族”と対立した海の底に棲む「異形の巨人」。

大古の「アイルランド」を支配していた蛮族であり、巨大な石を苦もなく投げつける力をもった「人喰いの怪物」であったとされる。

その力で”ダーナ神族”をかつて支配していた。

詳細はフォーモリア

ルーグの武器

ルーグは様々な武器を持っていたという。

以下一覧。

ルー(ルーグ)の槍

”ダーナ神族四秘宝”のひとつである「ルー(ルーグ)の槍」。

”不敗の槍”とも呼ばれ、その「槍」を手にした者に対しては戦の優位性を保ちつづけることが敵わないとされた。

日本のファンタジー系の「書籍」や「ゲーム」などでは「ブリューナクの槍」と呼ばれる。

しかし文献にはそんな名前は登場せず、日本独自の呼び方。

アッサルの槍

「ガエ・アッサル」とも呼ばれる必殺必中の槍。

投擲した際に「イヴァル」という呪文を唱えればけっして外れずに命中し、「アスィヴァル」という呪文を唱えればたちどころに戻ってくる。

ルーグの父親であるキアン(ダーナ神族)を、父と確執のあった”ダーナ神族”のトゥリル・ビックレオの息子たちによって殺されたため、賠償のひとつとして要求して手に入れた

アーラーワル(アラドヴァル)

「屠殺者(とさつしゃ)」・「殺戮者(さつりくしゃ)」の意味を持つ槍。

穂先が熱を持ち、水をはった大釜に漬けておかないと都市でさえ焼き尽くしてしまうとされる。

スリング石

「マグ・トゥレドの戦い」で、ルーグの「投石器」から放たれた石。

この石で祖父であるバロールの「邪眼」を射抜いた。

ルーグの神話

祖父であるバロールを討ち取る

ルーグは”フォモール族の王族”であったが、祖父であるバロールは「孫に殺される」という予言を受けていたため子供のころに海に捨てられてしまう。

しかしなんとか生きのびると逞しく成長し、バロールの圧政によって苦しむ”ダーナ神族”を救うため、「マグ・トゥレドの戦い」で”ダーナ神族”に味方する。

劣勢に追い込まれる”ダーナ神族”だったが、ルーグバロールの「魔眼(目玉)」を「投石器」を使用して石で射抜く。

それによってバロールを討ち取り戦争に勝利。

そして”フォモール族”を追放して、奴隷にされていた”ダーナ神族”を解放することに成功。

戦いによって腕を失った”ダーナ神族”の王・ヌアザの代わりに”ダーナ神族”の王位を継承した。

その後と最期

王位を継承して”ダーナ神族”をうまく治めていたルーグだったが、”ダーナ神族”の「長老」であり「最高神・ダグザ」の息子・ケルマトルーグの妻と関係を持ってしまった。

そのことに怒ったルーグは、ケルマトを処刑。

しかし父親であるケルマトを失った三人の息子たちは、父親を殺された怒りからルーグに復讐を決意。

ひとりになったところを三人の息子たちに襲われ、彼はその生涯を終えたという。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デビルサマナー ソウルハッカーズ(1997年)』。

クーちゃんの親父。

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ヴィローシャナ

ヴィローシャナ

ヴィローシャナヴィローチャナとも呼ばれるは『インド神話』に登場するアスラの王。

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アタバク

アタバク

アタバクは”戦い”や”国家守護(こっかしゅご)”を司る「仏教(ぶっきょう)」の明王(みょうおう)。

「仏教(ぶっきょう)」はインド発祥の宗教で、「世界三大宗教」の1つ。

信者数は世界人口の7%である5億2000万人以上と、世界で4番目に大きな宗教。

大きく「大乗仏教(だいじょうぶっきょう)」と「小乗仏教(しょうじょうぶっきょう)」という流派に分けられる。

「明王(みょうおう)」は「大日如来(だいにちにょらい)」の命を受け、「仏教」の教えに従わない者たちを「忿怒(ふんぬ ゲキオコ)」の形相で考えを改めさせる仏(ほとけ)のこと。

「大元帥明王 (だいげんすいみょうおう )」とも呼ばれる「明王(みょうおう)」たちの総帥(そうすい)でもある。

もとはアータヴァカと称される「悪鬼神(あっきしん)」だったが、大日如来(だいにちにょらい)の「功徳(こうとく ”善いおこない”といった意味)」に触れ、

・「夜叉王(やしゃおう)」
・「四天王(してんのう)」
・「阿修羅(あしゅら)」

などのあらゆる「悪鬼」と「神」を一同に集めると、「仏教」への「帰依(きえ)」と人々を「守護」することを誓わせたという。

「帰依(きえ)」とは、優れたものをよりどころにするという意味。

ここでは「仏教徒」にさせたということ。

その功ゆえに「大元帥明王(たいげんすいみょうおう)」と称された。

ちなみに御利益(ごりやく)としては

・「必勝祈願(ひっしょうきがん)」
・「悪霊退散(あくりょうたいさん)」
・「魔妖調伏(まようちょうふく)」
・「敵国粉砕(てきこくふんさい)」
・「国土防衛(こくどぼうえい)」
・「国家安穏(こっかあんのん)」

などいかついものが多く、国土を護り、敵や悪霊の降伏に絶大な効果を発揮すると言われた。

なお「軍組織」における「大元帥(だいげんすい)」や「元帥(げんすい)」の呼称は、この「大元帥明王(だいげんすいみょうおう)」からきているという説もある。

女神転生シリーズにおいて

真・女神転生Ⅱ(1994年)』にて登場。

「CHAOS陣営」の悪魔で、魔界におけるルシファーの居城・「ケテル城」に通じるゲブラー回廊を「十二神将」と共に守護・警備する難敵。

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カルキ

カルキ

カルキヴィシュヌの10番目にして最後のアヴァターラ(化身)。

「アヴァターラ」とは、善(ダルマ)が衰え、悪(アダルマ)が栄える時にヴィシュヌが「神」であることを捨て、「アヴァターラ」と呼ばれる「化身(けしん)」へと変身した姿。

「人間」の姿だけでなく、時代によって「魚」や「亀」、「猪」などになり、名前もその度に変わる。

「アヴァターラ」一覧

1.マツヤ(魚)
2.クールマ(亀)
3.ヴァラーハ(猪)
4.ナラシンハ(獅子の頭を持った人)
5.ヴァーマナ(人)
6.パラシュラーマ(仙人)
7.ラーマ(人)
8.クリシュナ(人)
9.バララーマ(人)またはブッダ(仏)とも
10.カルキ(?)

「アヴァターラ」は時代によって「人間」や「魚」、「亀」、「猪」などになり、名前もその度に変わる。

「ヒンドゥー教」は、インド発祥の宗教。

信者数は全世界で約11億人以上とされ、人口だけでみれば世界で第3位の宗教。

「バラモン教」を吸収しつつ、紀元前300年ごろに成立したといわれている。

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ゴズテンノウ

ゴズテンノウ

牛頭天王(ゴズテンノウ)は、「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」の神。

「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」とは

神仏習合(しんぶつしゅうごう)」とは、”日本古来の神の信仰”と、外国から来た「仏教(ぶっきょう 「インド」が発祥で、「中国」から「日本」に伝わった)」信仰を融合・調和するために唱えられた教説。

インド発祥である「仏教」が、八世紀の「奈良時代」から日本に広まると、「仏(ほとけ)」が信仰されるようなる。

すると、もともとその時代より前に日本で信じられていた「神」と「仏」がごちゃごちゃになって「信仰対象」がややこしくなってしまった。

そこで、”「神」と「仏」を一緒にしよう!”

といった経緯でうまれた「宗教思想」のこと。

概要

本来ゴズテンノウは、現世で願いをかなえてくれる「仏(ほとけ)」・「薬師如来(やくしにょらい)」であり、「釈迦(しゃか)」の生誕地とされている「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」の”守護神”。

「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」は、名前だけ見ると日本の寺院っぽい名前となっているが、日本ではなく「古代インド」にあった「仏教」の寺院(じいん)。


祇園精舍(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声、諸行無常(しょぎょうむじょう)の響きあり。

娑羅双樹(さらそうじゅ)の花の色、盛者必衰(せいじゃひっすい)の理(ことわり)をあらはす。

おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。


という、なんか聞いたことある「フレーズ」にも登場するけっこう有名な寺院。

ちなみに上記の「フレーズ」の意味は

”この世のすべては絶えず変化していくものだ”

というもの。


また、「疫病(えきびょう)」を鎮める「疫病神」でもあり、広く信仰を集めた。

やがて「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」により、『日本神話』に登場する暴風の神で、同じく「災厄」を跳ね除ける力を持つとされるスサノオと融合されて同一視されることになる。

現在の扱い

現在は、京都の「八坂神社(やさかじんじゃ)」の祭神であり、ゴズテンノウスサノオ両神を祭神とする全国の「祇園社(ぎおんしゃ)」、「天王社(てんのうじゃ)」で祀られている。

ちなみに、有名な京都の祭りである「祇園祭(ぎおんまつり)」は、元々は「疫病神」であるゴズテンノウを鎮め、退散させるための祭りであった。

当時「疫病」は、異国からの伝染とされており、異国(インド)由来の「疫病神」であるゴズテンノウが「疫病」を流行らせていたという考えから生まれたそう。

(元来の「仏」であるゴズテンノウは、むしろインドで「疫病」を防ぐ神として祀られていたのだが、時代が経っていろいろな解釈ができたらしい。)

異形の姿とエピソード

伝記「祇園牛頭天王御縁起(ぎおん ごずてんのう ごえんぎ)」によると、薬師如来(やくしにょらい)であったゴズテンノウは、「豊饒国(ほうじょうこく 日本のこと」の「武答天皇(むとうてんのう)」の一人息子として生まれた。

「武答天皇(むとうてんのう)」となっているが、そんな「天皇」は過去に存在しない。「もともと信じられていた日本の神」のことを指しているともいわれている。

その姿は、七歳で身長が七尺五寸(約227Cm)、頭は牛の頭であり、三尺(約90Cm)の赤い角が生えている異形の姿であったという。

父から位を譲りうけて牛頭天皇(ゴズテンノウ)として即位したが、その恐ろしい姿から近寄ろうとする「女性」がおらず、酒浸りの日々を送っていた。

そこで3人の公卿(くぎょう 国政を担う最高幹部)が、ゴズテンノウの気持ちを慰めようと山へ狩りに連れ出したとき、一羽の鳩があらわれる。

鳩は人間のことばを話すことができ、大海に住む沙掲羅龍王(しゃがらりゅうおう 八大龍王のひとり)の娘のもとへ案内すると言ったので、ゴズテンノウは娘を娶(めと)りに出かける。

龍宮へ到着したゴズテンノウは、沙掲羅龍王(しゃがらりゅうおう)の三女の頗梨采女(はりさいじょ)を娶り、8年をそこで過ごす間に「七男一女の王子(八王子)」をもうけたという。

女神転生シリーズにおいて

初登場はメガテンシリーズではなく、『女神異聞録ペルソナ(1996年)』。

牛骨の仮面をかぶったストライプスーツに赤マントの姿で登場した。

続いて登場したのが、『真・女神転生III-NOCTURNE(2003年)』。

「暴力」による解決を是とする悪魔の集団「マントラ軍」の長であり、「弱肉強食」を思想とする「ヨスガ(縁)」のコトワリの代表として登場。

その姿は、3つの頭と角が生えた赤鬼のような石像で、目が光る。

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インドラ

インドラ
インドラ
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インドラは「バラモン教」・「ヒンドゥー教」の神。

「バラモン教」は「ヒンドゥー教」の前身となったインド発祥の宗教。

紀元前1300年に成立し、紀元前500世紀ごろまで発達した。

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フドウミョウオウ

フドウミョウオウ

不動明王(フドウミョウオウ)は、「密教」における「五大明王(ごだいみょうおう)」の筆頭にして中心となる明王(みょうおう)。

「密教(みっきょう)」は「仏教」の二大宗派のひとつ。

詳しくは「密教(みっきょう)とは」で

「仏教(ぶっきょう)」はインド発祥の宗教で、「世界三大宗教」の1つ。

信者数は世界人口の7%である5億2000万人以上と、世界で4番目に大きな宗教。

人口だけでみると「ヒンドゥー教」が世界で3番目に大きい宗教なのだが、「仏教」のほうが歴史が長いので「世界三大宗教」のひとつとなっている。

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ハチマン

ハチマン

八幡(ハチマン)は、「武家の守護神」とされた神。

古くは「源氏(げんじ)一族」の守護神であったため、鎌倉時代のころから広く「武家の守護神」となった。

「源氏(げんじ)一族」は平安末期の武家を代表する名門。

有名どころは

・鎌倉幕府を開いた「源頼朝(みなもとのよりとも)」
・「源平合戦」最大の功労者「源義経(みなもとのヨシツネ)」

など。

実は日本の八百万(やおよろず)の神の中でも広く信仰され、全国で「八幡神社(はちまんじんじゃ)」や「八幡宮(はちまんぐう)」として最も多く祀られている神である。

(総本宮(そうほんぐう)は大分県にある「宇佐神宮(うさじんぐう)」。)

また、第15代天皇・「応神天皇(おうじんてんのう)」の神霊(人が死んで神となったもの)であるとされ、現代では「応神天皇(おうじんてんのう)」を指すことが多い。

しかしハチマンは「道教(中国三大宗教の一つ)」や「仏教(古くはインド発祥)」などの「大陸文化」の影響をうけて存在したとする説もあり、その正体はハッキリせず正確には不明である。

ちなみに現在では性質が変わり

・「交通安全の神」
・「縁結びの神」
・「安産」
・「子育て」

といった「庶民」にも恩恵のある親しみやすい「神」へと変化していった。

女神転生シリーズにおいて

初登場はおそらく『真・女神転生 デビルサマナー(1995年)』。

後のシリーズでも高レベルの悪魔として登場し、結構強い。

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オシリス

オシリス

オシリスは『エジプト神話』に登場する「冥界の神」。

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トート

トート

トートは『エジプト神話』に登場する「知恵」と「月」を司る神。

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ホルス

ホルス

ホルスは『エジプト神話』に登場する天空神。

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プロメテウス

プロメテウス

正式名称はプロメーテウス

『ギリシア(ギリシャ)神話』に登場する”ティーターン神族”の一人で、人類に火を与えたことで有名。

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アプスー

アプスー

アプスーは『メソポタミア(バビロニア)神話』における”淡水(たんすい)”の神。

メソポタミアは「世界四大文明」の一つであり、世界最古の文明。

紀元前9000年頃に誕生したとされる。

世界最古の「文字」や「法典」を生みだし、数々の王国の興亡が繰り返されてきた。

「チグリス川」と「ユーフラテス川」の二つの大河の流域の狭間で栄えた土地のことも指し、現在の「イラク」の一部に存在したという。

そのため「メソポタミア」とは、「文明」のみならず「地域」のことも指す。

メソポタミア
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「バビロニア」は「メソポタミア地域」の南部で栄えた古代文明都市。

紀元前1900年頃に誕生したとされ、現在のイラク南部あたりにあったという。

「淡水(たんすい)」とは、きれいな水のこと。

塩分濃度が0.05%以下のもので、主に「雪」や「氷」が解けた「川」などに流れる「水」や「湖」を指す。

”海水(かいすい)”の女神・ティアマトの夫で、妻であるティアマトとならび、「宇宙」の最初に存在したとされる「原初の神」。

様々な神をティアマトと産みだし、「神々の父」と呼ばれた。

概要

ティアマトとともに多くの神々を産み出したが、自らの子孫である「新しい神々」の存在が不愉快に感じるようになり、滅ぼそうとする。

どうやって滅ぼすかを霧の神・ムンムと相談していたところ、その事に気付いた子孫の神の一柱であるエアに「魔法」で眠らされて殺害された。

そしてエアアプスーの身体の上に「神殿」を建て、そこで妻のダムキナマルドゥク(マルドゥーク)をもうけたという。

ティアマトはそのことに怒り、新たな夫・キングーとともに「11の怪物」を創造してわが子である神々に戦いを挑んだが、敗北して死亡した。

備考

『バビロニア神話』に登場する神であるアプスーがなぜか日本の一地方で奉られていたそうで、このことについては「超古代文明研究」のさらなる成果を待たなければ謎は解けないらしい・・・。

女神転生シリーズにおいて

初登場は『デビルサマナー ソウルハッカーズ(1997年)』。

種族は”神霊”だった。

舞台である「天海市(あまみし)・二上門(にじょうもん)」の地下にある「古代遺跡」に妻のティアマトと共に眠っていたが、「ファントムソサエティ」のとある目的のためにチートサマナー・ナオミに討伐される。

その後のシリーズでは『真・女神転生IV(2013年)』で種族”魔神”として登場。

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ミトラ

ミトラ
ミトラ
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ミトラは『古代インド神話』や『ペルシャ(イラン)神話』などに登場する神。

様々な説がある。

関連動画

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